ねくたりん通信

アラビア語圏の新聞記事を和訳しています

【クドゥス・アラビー紙】イスラエル:アラブ首長国連邦の航空機がテルアビブに到着したあとで……

 

 

5月21日(木)クドゥス・アラビー紙

 

アラブ首長国連邦の航空機がテルアビブに到着したあとで……

情報筋が湾岸人実業家のイスラエル訪問について語る

 

【ロンドン:ハサン・サルマーン】

 

アラブ首長国連邦の航空機がテルアビブに到着したのと時を同じくして、イスラエルのあるジャーナリストが湾岸人実業家のイスラエル訪問について明らかにした。それによれば、多数のサウジアラビア人被雇用者らはイスラエルとの公式な関係が成立したことを歓迎した。その一方で、パレスチナ人およびアラブ人活動家らは、今回の件(アラブ首長国連邦イスラエル間で商業用の直行便運航が始まったこと)を拒絶した。本件(直行便運航開始)は、リヤドとアブダビが占領国(イスラエル)と進めている大規模な(国交)正常化キャンペーンがその背景にある。

 

イスラエル人ジャーナリストにして作家でもあるエディ・コーヘン氏は、自身のツイッターアカウントに以下のように記している。「速報:湾岸人実業家らはテルアビブへの道中にある。私は、この訪問が公的なものとなることを願っています。ですがもし(この訪問が)秘密裡のものになってしまった場合は、私は(参加者ら)全員の名前を明かさなければなりません。今日から秘密裡のイスラエル訪問などというものはありません。全員の名前は私のところにあります」

 

サウジアラビアツイッター利用者の多数は、この訪問を歓迎した。アーミル・ターリウ氏は以下のように書いている。「私たちは、いかなる先進国との関係も名誉なものと思います。イスラエルは先進国です。(サウジアラビアと)イスラエルとの関係は、悪意と嫉妬に満ちた多くのアラブ諸国との関係よりも良好なのです」

 

(後略)

 

 

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